オフィス・拠点活用

東日本大震災からの復興支援:仙台オフィスを設立、150人規模の一大制作拠点へ

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2011年3月11日、三陸沖を震源とする巨大地震が起こりました。地震にともなって発生した大津波や火災により多くの方が犠牲になり、全国での死者・行方不明者の合計は2万人を超えています。
未曾有の大災害となった東日本大震災の記憶を、今なお鮮明に持っている人は多いことでしょう。震災の被害額は約17兆円にものぼると言われ、原発事故の影響により今も自宅に帰れない人たちがいるという現実があります。

インターネットビジネスパートナーとして企業のデジタルマーケティングを支援し、お客さま企業のビジネス成果向上の支援を続けていたメンバーズは、この震災のさなかにあって、通信・金融・流通などのライフライン企業をはじめとした大手企業Webサイトの安定的かつスピーディーな運営を支援しており、その重要性を実感していました。
加えて、長期的・継続的な復興支援として被災された方を現地で直接雇用することが重要という判断のもと、メンバーズは直接雇用のための拠点として仙台にサテライトオフィスを開設することを決定しました。

仙台サテライトオフィスではメンバーズの主力事業である Webサイト構築・運用業務を行っています。東京本社や常駐スタッフと常時Web会議システムを接続し、あたかも同じ場所で仕事をしているかのように協力して業務を進めています。
開設当時はたった3人だった仙台オフィスも、今では150人以上が在籍する仙台の一大制作拠点になりました。

仙台オフィス 社員数グラフ

若手スタッフの多い仙台オフィスでは社員同士の教育・勉強会等に力を入れており、拠点発の取り組み(脱ペットボトルなど)も積極的に行われています。
会議室には仙台市内の地名がつけられ、社員発案の会議室のシンボルロゴが作られるなど、「まちに根ざしたクリエイターが働くオフィス」ならではの環境が作られています。