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福利厚生・社内制度3か年の女性活躍推進計画を実施し、女性管理職比率30%達成
- クリエイター活躍
- 育児支援
- 働き方改革
メンバーズは3か年の女性活躍推進計画「Womembers Program(ウィメンバーズ・プログラム)」に取り組み、2017年10月には女性管理職比率30%を達成し、内閣府男女共同参画局が掲げる2020年目標(※1)を3年前倒しで達成するなど、2019年4月時点で全目標をクリアしました。
日本の女性をめぐる雇用環境
内閣府・男女共同参画推進連携会議の「就業者および管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較)」においては「就業者に占める女性割合に比べ、管理的職業従事者に占める女性割合は、国際的にみても低い」ことが指摘されています(※1)。キャリアを築くのに不利な状況にある日本の女性が、人口減少社会においてより長期的にいきいきと活躍できる環境を作る必要があると考えられます。
メンバーズでは長期的に社員とともに健全に成長・発展していくために、優秀な人材の確保・育成や健康に働ける職場づくり、ワークライフバランスへの取り組みなどを、持続的な成長戦略の最重要テーマの一つとして取り組んでいます。また優秀なデジタルクリエイターを採用し続けるために、多様な人材の活躍の場を飛躍的に増やしていく必要があると考えています。
女性活躍推進計画「Womembers Program(ウィメンバーズ・プログラム)」を開始
メンバーズでは、出産や育児、介護など社員のさまざまなライフステージに応じた環境づくりと、女性社員の活躍推進に関わる取り組みをさらに加速させていくための計画として、2016年4月から女性活躍推進計画「Womembers Program(ウィメンバーズ・プログラム)」を開始しました。
メンバーズ、女性社員の長期的なキャリア形成を支援する「Womembers Program(ウィメンバーズ・プログラム)」を策定
目標値
- 女性管理職比率30%以上
- 女性社員の入社推奨意向(※2)60%以上
- 男性社員の両立支援制度利用50%以上
主な取り組み
「女性社員の長期的なキャリア形成の支援強化」「ワークライフバランスの実現」「多様なワークスタイルの確立」をテーマとし、以下のような環境整備や取り組みを行いました。
- 在宅勤務制度の拡充(産休からの復帰時に利用可能な「一部在宅勤務制度」、育児・介護期間中の病気やけがなどの緊急時に利用可能な「スポット在宅勤務制度」等)
- ベビーシッター利用・延長保育などの経費サポート制度
- 看護休暇制度(小学校就学前の子供がいる社員は、有給休暇とは別に子供1人の場合、看護休暇を年間最大5日間、2人以上の場合10日間まで有給で取得可能)
- 女性社員のリーダー(管理職候補)への積極的な登用
- 時短勤務中の管理職社員が参加できるよう、管理職向け会議の実施開始時間を8:30から10:00に変更
- 託児所付きリーダー研修、社員総会を実施
- ロールモデルとなる女性社員・管理職の働き方について社内外へ情報発信
- 育児中の社員を中心に、情報交換・交流を目的とした座談会実施
- 半期に1度、「Womembers賞」表彰を実施(「女性社員の長期的なキャリア形成の支援強化」「ワークライフバランスの実現」「多様なワークスタイルの確立」などにおいて模範となる取り組みを表彰)
- 時間単位有給休暇制度の導入(1時間単位での有給休暇利用が可能)
- 育児中の社員による両立支援制度(育児休業、時短・在宅勤務)の利用を推奨する評価制度の導入(両立支援制度利用者の所属部署全員に対し加点評価。男性管理職が対象の場合は利用必須とし、イクボスを推奨。)
「女性管理職比率30%」など、目標をすべて達成
「Womembers Program」に取り組んだ結果、2017年10月には女性管理職比率30%を達成し、内閣府男女共同参画局が掲げる2020年目標(※1)を3年前倒しで達成するなど、2019年4月時点で全目標を達成しました。
メンバーズ、社内の女性活躍推進3カ年計画に取り組み、女性管理職比率3割超、対象男性社員の育児両立支援制度利用率5割超実現
2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 目標数値 | |
---|---|---|---|---|---|
女性管理職比率 | 14.9% 2015年10月調査 |
18.9% 2016年10月調査 |
30.0% 2017年10月調査 |
30.8% 2018年10月調査 |
30%以上 |
社員意識調査における 女性社員の友人への入社推奨意向(※2) |
41.7% 2015年10月調査 |
49.7% 2016年10月調査 |
42.4% 2017年10月調査 |
60.9% 2018年10月調査 |
60%以上 |
対象男性社員の両立支援制度 (育児休業、時短・在宅勤務)の利用率 |
- | 30.8% | 47.8% | 55.4% | 50%以上 |
また、本計画実施後もメンバーズでは、新たな取り組みを開始しています。
- 初の女性執行役員2名を任命
- 時短勤務制度の延長(子供が小学校6年になる年度末まで、勤務年数制限なく入社時から利用可能。)
- ワークスタイルをテーマとしたイベントの開催を予定
女性の活躍推進に積極的な企業としての認知も広まりつつあります。メンバーズは、2018年3月には経済産業省・東京証券取引所が紹介する平成29年度「なでしこ銘柄」に選定されました。また、「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2019」企業部門(従業員規模300名以上1,000名未満の部)第5位に入賞しました。
メンバーズは引き続き、社員全員が自分らしいキャリアを築き、能力を最大限発揮できる環境づくりとさまざまなライフステージに応じた働きやすい環境づくりに取り組みます。
- 1 「『2020年30%』の目標の実現に向けて」(内閣府・男女共同参画推進連携会議)
- 2 社員意識調査における女性社員の友人への入社推奨意向の指標とは、年2回行う社員意識調査の調査項目「私はもし機会があれば、友人にメンバーズで働くことを勧めたいと思う。」に対して「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答した女性社員の割合です。Womembers Program推進による女性社員の満足度を測る目的で調査しています。
関連リンク
「Womembers Program」推進委員会(2020年4月より「Womembers Program NEXT推進委員会」)の取り組みや社員インタビューは、以下のサイト等からもご覧になれます。ぜひご覧ください。
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