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福利厚生・社内制度残業半減と年収27.5%アップを両立した、IT/インターネット業界における先進的な働き方改革
- 働き方改革
- 残業削減
- 年収アップ
過重労働の業界環境といわれているIT/インターネット業界において労働環境の健全化をさらにリードするべく、メンバーズでは2016年から「みんなのキャリアと働き方改革」を実施しました。3年間の取り組みの結果、当初掲げた目標(残業時間15時間以内、年収20%UP、女性管理職比率30%以上)を全て達成することができました。
IT/インターネット業界の労働環境健全化を目指して
IT/インターネット業界や広告・マーケティング業界においては長時間労働や深夜残業、休日出勤など、不健全な労働環境を強いるいわゆる「ブラック企業」が少なくないと言われています。こういった業界の労働環境の健全化をリードするべく、メンバーズは2009年頃から人事制度改革に取り組んできました。優秀な人材の確保・育成や健康に働ける職場づくりやワークライフバランスなどを持続的な成長戦略の最重要テーマのひとつに掲げ、長期的に社員と共に健全に成長・発展していくことを目指しています。
3か年プロジェクト「みんなのキャリアと働き方改革」
これまでの取り組みをさらに加速させるため、メンバーズでは2016年4月から「みんなのキャリアと働き方改革」と銘打った3年間のプロジェクトをスタートしました。本プロジェクトにおいては①多様なキャリア・働き方をサポート・促進する、②長期を見通しやすい報酬制度・給与モデルを作る、という方針のもと、以下の3つの挑戦的な目標の達成を目指して取り組みました。
目標値
- 残業時間15時間以内
- 年収20%UP
- 女性管理職比率30%以上
主な取り組み
当社代表の剣持を責任者とした「時短推進委員会」主導のもと、以下のような取り組みを積極的に推進しました。
- 社内外におけるテレビ会議システムの環境整備、積極利用
- シンクライアントPC等モバイルワーク環境の整備
- 業務体制を見直し、チーム内でのバックアップ体制を構築
- 管理職の長時間労働是正に向けたマネジメント力強化のための説明会を実施
- 全部署において、残業削減推進に向けた社員の意識・行動改革を行うワークショップを実施
- 部署ごとの残業時間実績のモニタリング、公開、フォローアップを実施
- 経営層から顧客企業に対する残業削減施策に対する理解促進
- No残業Dayの実施の徹底
残業時間、年収、女性管理職比率すべての目標を達成
目標とする残業時間15時間以内、年収20%UP、女性管理職比率30%以上を全て達成しました。
項目 | 3ヵ年目標 | 3ヵ年達成状況(2019年4月時点) |
---|---|---|
残業時間 | 15時間以内(2016年3月期実績28.1時間) | 14.9時間 (2019年3月期平均) |
年収 | 20%UP | 27.5%UP (2016年3月期から在籍していた社員の2016年3月期の年収実績と2019年3月期の年収実績の比較) |
女性管理職比率 | 30%以上(2016年3月期実績16%) | 30.8% (2019年4月1日時点) |
また、2019年3月期の連結業績については、EMC事業におけるEMCモデル提供社数の大幅増加、およびデジタル人材事業における順調な売上伸長を背景に、売上、利益ともに過去最高を更新しました。
メンバーズ、3カ年計画「みんなのキャリアと働き方改革」を推進 月平均残業時間15時間と年収27.5%アップを同時実現し、通期業績において売上利益とも過去最高を更新
なおこのプロジェクトは、人材領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業を表彰する「第6回日本HRチャレンジ大賞」(後援:厚生労働省、株式会社東洋経済新報社、株式会社ビジネスパブリッシング、ProFuture株式会社)の人材マネジメント部門優秀賞を受賞しています。
メンバーズ、「第6回日本HRチャレンジ大賞」において人材マネジメント部門優秀賞を受賞
メンバーズが目指すのは、世界一幸せな国といわれるデンマークのように年収が高く、短時間労働で、女性も男性も同じく活躍し、育児・介護がしやすく安心でき、高い技能スキルを尊重し技能スキル向上を支援する会社です。この理想の会社像を実現するため、今後も全社員がともに努力し、全員参加で会社づくりをしていきます。