環境対応

コーポレートサイトのトップページをリニューアルし、環境負荷を軽減

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メンバーズは「気候変動・人口減少等の社会課題への取り組み」を定款に明記し、持続可能な社会の実現に向けて強力にコミットすることを表明しています。

その中で具体的なアクションの1つとして、「サステナブルWebデザイン」の研究・取り組みを開始し、まずは自社のサイトから環境負荷を軽減するべく、2021年10月にコーポレートサイトのトップページをリニューアルいたしました。

WebサイトのCO2排出量を
減らすために

ペーパーレスにつながるなど、エコな取り組みとされているインターネットの利用にも実は課題があり、電力消費によって大量の二酸化炭素(CO2)が排出されています。インターネットの世界的な普及によって、その電力消費による全世界のCO2排出量は 、世界で5番目のCO2排出国であるドイツの排出量と同程度※1と無視できない規模となっています。
例えば、Webサイトを表示させるためにかかるサーバーやネットワーク通信の稼働や、それを閲覧するパソコンやスマートフォンといったデバイスの使用など、すべてにおいて電力が必要であり、Webサイトのデータ量が多ければ多いほど、電力消費量も多くなります。
しかし、コンテンツ、デザイン、全体の設計を見直すことでデータ通信負荷を下げ、CO2排出量低減と利用者にとっても快適なWebサービスが実現できます。この考えに基づく手法が、サステナブルWebデザインと呼ばれています。

メンバーズではサステナブルWebデザインを、Web制作およびデジタルマーケティングを本業としている当社が取り組むべき課題として認識し、社内に研究チームを立ち上げて、手法の確立と普及を推進しています。

コーポレートサイトトップページをリニューアル

メンバーズはコーポレートサイトのトップページにおいて、不要なデータの削除、画像の軽量化、構成の見直しなどを実施し、パフォーマンスとデザインの両面からサイト改善を行いました。その結果、Webページにアクセスするたびに発生するCO2排出量は、1アクセスあたり約6.19gから約2.28gまで減少し、従来のページに比べ約63%の削減※2に繋がりました。環境負荷の軽減以外にも、表示スピードが速くなり、また、構成も見直しシンプルに分かりやすくなったことで、ユーザーにとっても使いやすさが向上したと考えています。

今回のトップページリニューアルを第1歩として、今後もデジタルクリエイターのチカラで脱炭素に向けた取り組みを推し進め、お客さまのご支援にも繋げられるよう努めてまいります。