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CSV普及・啓蒙未来創造型デザイン思考を活用したCSVインターンシップ「Futures Designer Course」を実施
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メンバーズはビジネスを通じた社会課題解決に興味・関心のある学生を対象にした、CSVインターンシップ「Future Designer Course」を実施しています。
メンバーズは、事業活動により社会課題解決に取り組むことで、社会的価値と企業価値を同時に生み出す経営フレームワークであるCSV(※1)を普及・推進させることにより、マーケティングの在り方、企業活動の在り方を「社会をより良くするもの」へ転換し、気候変動・人口減少に起因する現代の社会課題に取り組み、自社のみならず取引先、生活者と共に、人々の幸せや環境・社会と調和した脱炭素型で持続可能な経済モデル、ライフスタイルへと変革することで、世界の人々に心の豊かさを広げ、社会をより良くすることに貢献していきたいと考えています。
この実現のためには、理想的な未来や社会像を描き出し、複雑に絡み合う現代社会の事象や課題の中から本質的な課題を的確に捉え、その課題解決方法をデザインするスキルを持ち、また、その課題解決を実行に移していくことができる人材が必要不可欠であると考えています。
気候変動・人口減少をはじめとした様々な社会課題解決を担い推進し、実行する人材を「ソーシャルクリエイター」と定義し、2030年までに10万人のソーシャルクリエイターの育成・輩出を目指しています。
このCSVインターンシップ「Future Designer Course」は、ビジネスを通じた社会課題解決に挑戦し、社会課題解決スキルを習得する機会の創出と支援を目的として、社会課題解決に興味・関心のある学生向けに開催しているものです。デンマーク発の未来創造型のデザイン思考法である「Futures Design(フューチャーズデザイン)」(※2)に基づき、より良い未来と社会を描く未来創造型のフレームワークを用いて、ビジネスを通じた社会課題解決に取り組む企業(共創パートナー企業)とともに、持続可能な社会を実現するための「マーケティングや企業活動の在り方」について考え、ビジネスアイデアの創出に挑戦するインターンシッププログラムとなります。オンラインでの実施により、社会課題解決にチャレンジしたいと考える全国の学生を対象に、年間数千人のソーシャルクリエイターの育成・輩出に取り組み、より良い社会の実現に貢献していきます。
- 1 CSV Creating Shared Value=共通価値の創造
企業の競争戦略論の世界的第一人者として知られる米ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が米ハーバード・ビジネス・レビュー誌の2011年1月・2月合併号(日本語版はダイヤモンド社「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」2011年6月号)に寄稿した論文で提唱した概念。CSVとは、「社会的課題の解決と企業の利益、競争力向上を同時に実現させ、社会と企業の両方に価値を生み出す取り組み」を意味する。 - 2 Futures Design
デンマークのデザイン会社でメンバーズのスキルフェロー(技術顧問)でもあるBespokeが独自に開発した課題解決手法。従来の課題解決型の思考や行動とは異なり、変化が激しく不確かな時代において舵を取り、より望ましい未来を創造していくための、戦略的な未来洞察とデザイン思考をベースとする。最大の特徴は、あらゆる領域の知見が交差する場に身を置き、アクションを通じて「現在」が持つ新たな意味を見つけ出し、そこから理想的な未来を生みだしていく未来創造型のデザイン思考であること。
CSVインターンシップ/Future Designer Courses 概要
- 実施内容
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- 共創パートナー企業による社会課題に関する情報提供
- Futures Design ワークショップによるアイデア創出
- 社会課題解決ビジネスアイデアのプランニング
- 共創パートナー企業へのプレゼンテーション
- 共創パートナー企業からのフィードバック
- 参加者同士によるリフレクション
- 共創パートナー企業とそのテーマは毎月異なります。
- 参加対象
- 大学生・大学院生・高専生
- 実施場所
- オンライン形式 (場所を問わず全国から参加可能)
- 実施期間
- 週1回のプログラムを3-4週間にわたって実施