オフィス・拠点活用

日本全国のクリエイターとコラボレーションし、本社オフィスを環境配慮型にリニューアル

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2022年5月、メンバーズは本社オフィスをリニューアルしました。お客さま企業と連携を深めるべく、関係者が一堂に会してプロジェクトを推進するためのスペースを新規に設置、また、社員数拡大に伴いオフィスフロア自体も拡張しました。

また、今回のオフィスリニューアルでは、社会課題解決に取り組む日本全国のクリエイターとコラボレーションも実施しています。具体的には、六甲山の間伐材や奥能登の地域材、越前にあった100年前の蔵の解体作業により発生した廃材や廃棄される塩ビ管などを再利用し、オフィスの什器に使用するなど、環境配慮型のオフィスを実現しています。

社会課題の解決に取り組む日本全国のクリエイターとコラボレーション

Forest Bank(林地残材や大小の枝葉、樹皮や木の実など森が持つさまざまな要素を内包するマテリアル)を活用した天板と環境負荷のかからない茅葺を使ったカウンター

Copyright 2022 photo Takumi Ota

塩ビ管を再利用した可変型のデスク

Copyright 2022 photo Takumi Ota

廃棄予定のデスク天板をベンチとして再利用

Copyright 2022 photo Takumi Ota

日本全国のクリエイターとコラボレーション(順不同)

飛騨の森、百年先のために今できること。木の可能性、森の可能性、地域の可能性、脈々と継承されてきた日本人の暮らしの可能性。そんなありふれた日常に潜む大きな可能性から、新しい価値を生み出すこと。それが、ヒダクマの挑戦。

ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアルリサーチまで、実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、さまざまな物事をデザインの対象として活動している。主な受賞に2016年グッドデザイン賞、IFFT ヤングデザイナーアワード、2017年German Design Awardなど。

愛知県にあるフルオーダー家具製造会社。最新の5軸CNC機械で高い技術力で3次元の木工材の加工を得意とする。

株式会社Earth Building

石巻/広島の2拠点で活動する茅葺職人。伝統的な茅葺の技術と新しい技術を融合したこれまでにない茅葺を造っている。萱の材料の葦を刈り水質の浄化を行っている。

「六甲山」の山の手入れで発生した樹木を有効に活用するための活動団体「KOBEもりの木プロジェクト」を共同で立ち上げ、さまざまな木製品や内装材等の商品開発を行い、六甲山の森づくりを子ども達に伝えるためのものづくりワークショップ等の開催などの活動を行っている。

福井県越前市で活躍する家具職人。越前箪笥や無垢材の家具を伝統の技術を取り入れながら製作することが特徴。歴史ある箪笥や古材などの再利用にも力を注いでいる。

石川県珠洲市にある海の見える製材所。大量生産と大量消費の中で隅に追いやられ、忘れられてしまった、環境の豊かさ/本質的な暮らしの豊かさを、能登半島のさいはてにある新出製材所から沢山の人へ地域材を活用して伝えている。

守り続けるべき技、安定供給できなくとも魅力ある素材、これらに光を当て、デザイナーや建築家の知恵と全国の作り手の技とを「和え物」のように組み合わせた独自の製品を開発、製造。地域産木材、茅葺、廃材などを活用し、新たな価値を生む。運営は有限会社SOLO。

Replanter=Recycle(再生)×Plants(植物)×Player(者)の造語。消費社会に対する自然からの返信(Re:)をテーマにあらゆる植物と人工物を融合し理にかなった植栽表現を探求する。